受注案件の納品前預かり材料使用報告書
「伝票管理」画面で「未納品受注伝票」を識別するため【A】で示す「薄いグレーの背景」を追加、
該当する「受注伝票」は【B】で示す「薄いグレーの背景」で識別できます。
何らかの事情で未納品受注伝票が発生してしまい、且つ、預かり材料《金属》が使用(消費)されていると、
納品済の受注伝票に印字された預かり材料《金属》の残量に欠けが発生してしまします。
この欠けてしまった預かり材料《金属》の状況を報告する帳票が「納入前 預かり材料 先行使用のご報告」となります。
【操作画面例】
作成月と医院(顧客)を選択すると、指定月(=作成月)から納品書発行日の前日までの受注伝票を調べ、未納伝票を「薄いグレーの背景」で明示します。
例:【B】で示す受注伝票が未納入案件。
「薄いグレーの背景」で識別できます。
全件調べたい場合は、指定月を開始月(期首月)とします。
調査対象範囲は「指定月」から「納品書作成日の前日」までとなります。
(受注伝票の「受注日」を基準に検索)
ここで、【C】の「詳細」ボタン等で「納品書」の印刷を選択すると【D】のように、未納入案件の伝票預り材料の使用状況を確認のため表示します。
(預り材料の使用が無ければ氏名だけの表示となります)
「OK」で納品書印刷を開始します。
預り材料の使用が有り、印刷が必要であれば改めて、「印刷設定」タブを開き「材料先行使用報告書」にチェックを入れ印刷指示します。
⇒「納入前 預かり材料 先行使用のご報告」が印刷されます。
「キャンセル」を選択すると納品書の印刷を中止します。
「請求書」または「合計請求書」の印刷を選択した場合は未請求の受注伝票を【D】のように確認のため表示します。(受注伝票の「納品日」を基準に検索)
「請求書」または「合計請求書」の場合は「納入前 預かり材料 先行使用のご報告」は印刷しません。
(納品書印刷だけです)
(注)バージョンにより表示画面が若干異なります
預かり材料の先行使用がある場合「納品書」を印刷すると自動的に「納入前 預かり材料 先行使用のご報告」を印刷します。
「納品書」と「納入前 預かり材料 先行使用のご報告」の関係を以下に示します。
【印刷帳票例】
【E】および【F】は管理No(=受注伝票番号)で管理Noによって、「納品書」と「納入前 預かり材料 先行使用のご報告」の前後関係が把握できます。
この例では「納品書」の2件目と3件目の間【G】に未納入案件【F】があり、「納入前 預かり材料 先行使用のご報告」の1件目が
先行で預り材料が使用されていることがわかります。
この例では
「12%Gold」に注目すると・・・
<納品書>
1件目 12%Gold 1.3 残量76.4
2件目 12%Gold 1.6 残量74.8
<先行使用>
1件目 12%Gold 1.4 残量73.4
<納品書>
3件目 12%Gold 1.2 残量72.2
<先行使用>
2件目 12%Gold 2.4 残量69.8
の順になります。
*納品書はこれまでは【E】および【F】の欄に「納入日」を印字していましたが、今回の機能追加で「管理No」とし、受注伝票番号を印字するように変更しました。
従前は、納品書では右上の日付を「納入日」としており、同一日付を印字していました。